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LG CordZero ロボット掃除機 R5 レビュー 2024|スペックと機能を徹底解説
みなさん、こんにちは。
LG CordZero R5は、2024年時点でLGが展開するロボット掃除機ラインアップの中で、コストパフォーマンスと実用性のバランスが最もとれたモデルです。自動ゴミ収集機能付きのオールインワンタワーと組み合わせることで、掃除のほぼ全工程を自動化できます。
韓国テックメディアや韓国LG公式サイトの情報をもとに、エンジニア視点でスペック・センサー構成・AIナビゲーションの仕組みまで深掘りしていきます。
LG CordZero R5 の概要と位置づけ
LGのロボット掃除機「CordZero」シリーズは、韓国国内では非常に高い市場シェアを誇るラインアップです。R5はシリーズ中のミドルハイレンジに位置し、SamsungのBespoke Jet Bot Comboと並んで、韓国の比較レビューサイト(네이버 쇼핑・다나와など)でも頻繁に比較対象として挙げられるモデルです。
R5の特徴をひと言でまとめると、「LG独自のAIナビゲーション+自動ゴミ収集タワーの実用的な組み合わせ」です。上位モデルのR9やR9T(モップ洗浄機能搭載)ほど多機能ではありませんが、その分シンプルで使いやすく、価格帯も手が届きやすい設計になっています。
LG CordZero R5 スペック一覧
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| モデル名 | LG CordZero R5 (R5T系含む) |
| 吸引力 | 最大 2,700 Pa |
| バッテリー容量 | 5,200 mAh(リチウムイオン) |
| 連続稼働時間 | 最大約120分(ノーマルモード) |
| 充電時間 | 約3時間 |
| ナビゲーション方式 | LiDAR(ToF方式)+ カメラセンサー |
| 清掃方式 | ローラーブラシ+サイドブラシ |
| 障害物センサー | 赤外線センサー+落下防止センサー |
| 自動ゴミ収集タワー | あり(オプション / セットモデルあり) |
| タワー容量 | 約2.5L(目安:約30回分の清掃) |
| アプリ連携 | LG ThinQ(iOS / Android) |
| 本体サイズ | 直径340mm × 高さ約97mm |
| 本体重量 | 約3.5kg |
| 対応床材 | フローリング・カーペット・畳 |
| 騒音レベル | 約65dB(ノーマルモード) |
| 段差乗り越え高 | 最大15mm |
エンジニアとして注目したいのは、ナビゲーション方式にLiDAR(Light Detection and Ranging)のToF(Time of Flight)方式を採用している点です。
ToF方式のLiDARは、レーザーパルスを照射してその反射が返ってくるまでの時間を計測することで、周囲の環境を3Dマッピングします。カメラだけのビジョンベース方式と比べて、暗い部屋でも精度が落ちにくく、家具の脚など細かい障害物も検出しやすいのが特長です。
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AIナビゲーション「AI DD」の仕組み
LiDAR + カメラのハイブリッド構成
R5のナビゲーションは、LiDARによる距離計測とカメラによる物体認識を組み合わせたハイブリッド構成です。
LiDARで部屋全体の2Dマップを生成しながら、カメラで床面の物体(コード類・靴下・おもちゃなど)を検出して回避します。LGはこの仕組みを「AI障害物検知」と呼んでいて、韓国の公式資料では約20種類のオブジェクトカテゴリを認識できると説明されています。
エンジニア的な視点で言えば、これはカメラ映像をCNN(畳み込みニューラルネットワーク)ベースの軽量モデルで推論し、物体クラスに応じて回避アクションをトリガーする仕組みと考えられます。ロボット掃除機の組み込み環境でリアルタイム推論を走らせるには、当然ながら専用NPUかDSPチップが必要です。LGは詳細なチップ構成を公開していませんが、TI(Texas Instruments)のR5Fマイコン系か、同社の組み込みAIプラットフォームが使われている可能性があります。
マッピング精度と部屋区分け機能
初回稼働時にLiDARが部屋全体をスキャンしてマップを生成し、以降はそのマップをもとに清掃ルートを最適化します。ThinQアプリ上では部屋ごとにゾーンを設定でき、「この部屋だけ掃除」「この場所には入らない(進入禁止ゾーン)」といった設定も可能です。
韓国のユーザーレビュー(네이버 블로그・카카오뷰など)では、「マップの再現精度が高く、棚の脚のような細い障害物も基本的には避けてくれる」という評価が多い一方で、「初回マッピング時に引っかかりやすい場所(カーペットの端など)は手動で補正が必要な場合がある」という声も見られます。
自動ゴミ収集タワーの構造と実用性
タワーの仕組み
R5専用の自動ゴミ収集タワーは、ロボットがドックに戻ると同時に内蔵の吸引モーターが起動し、本体内部のダストボックスのゴミをタワー内の紙パック(約2.5L容量)へと吸い上げる仕組みです。
この方式のメリットは明快で、ユーザーがロボット本体のダストボックスを毎回空にする手間が不要になる点です。目安として約30回分の清掃ゴミをタワー側のパックに溜められるため、週1〜2回の清掃スケジュールであれば、1ヶ月以上ダストボックスに触れずに運用できる計算になります。
紙パック交換のコスト
運用コストとして忘れてはいけないのが紙パックの交換費用です。LGの純正パックは3〜4枚入りで販売されており、1年間の使用では数回の交換が必要になります。Amazonや韓国の互換品も流通しているため、ランニングコストはそこまで高くはありませんが、「フィルターだけ洗えばOK」のダストボックス方式と比べると継続コストが発生する点は考慮しておく必要があります。
吸引力 2,700 Pa の実力評価
R5の最大吸引力は2,700 Paです。この数値を他モデルと比較すると以下のようになります。
| モデル | 吸引力(最大) |
|---|---|
| LG CordZero R5 | 2,700 Pa |
| LG CordZero R9 | 3,000 Pa |
| Samsung Bespoke Jet Bot AI+ | 30W(約2,500 Pa相当) |
| Roborock S8 Pro Ultra | 6,000 Pa |
ロボット掃除機における吸引力の「Pa(パスカル)」表記は、ブランドによって計測方法が統一されていないため、単純な数値比較には注意が必要です。ただし、R5の2,700 Paはフローリングのホコリや短毛ペットの毛を吸い取るのに十分な水準です。
カーペットや畳への対応については、清掃モードを「強」にすることで吸引力を上げられますが、その分バッテリー消費も増えます。LiDARによって床材を自動検知し、カーペット上では自動的に吸引力を上げる「オートモード」も搭載されている点は実用的です。
ThinQアプリ連携とスマートホーム対応
LGのThinQアプリは、CordZero R5の清掃履歴・マップ確認・スケジュール設定・清掃モード変更などを一元管理できます。UIは韓国語・英語・日本語に対応しており、日本国内でも問題なく使用できます。
音声アシスタントについては、Google AssistantおよびAmazon Alexaとの連携が可能です。「アレクサ、掃除機をかけて」と声をかけるだけでR5を起動できます。
なお、LGのスマート家電全般に言えることですが、ThinQプラットフォームは冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど他のLG製品とも連携できます。たとえばLGの洗濯機(LG TROMM ドラム式洗濯機など)もThinQ対応のため、LG製品でスマートホームを統一している方にとっては一元管理の利便性が高まります。
こんな人におすすめ
- 毎回ダストボックスを空にする手間を省きたい人
- LiDARナビゲーションによる精度の高いマッピングを求める人
- LG ThinQで家電を統合管理しているLGユーザー
- 上位機種(モップ洗浄機能付き)ほど多機能は不要、シンプルに使いたい人
一方で、モップがけ機能も含めた完全自動化を求める方は、上位のR9Tや、SamsungのBespoke Jet Bot Comboのような水拭き+自動モップ洗浄対応モデルと比較検討するとよいでしょう。
まとめ
LG CordZero R5は、LiDAR(ToF方式)ナビゲーションと自動ゴミ収集タワーを組み合わせた、実用性の高いロボット掃除機です。
エンジニア視点では、暗所でも精度が落ちにくいLiDARセンサーとカメラを組み合わせたハイブリッド構成、AI物体検知による障害物回避の仕組みは、技術的にもしっかり作り込まれていると評価できます。
モップ洗浄機能を省いたことでシンプルさと価格のバランスを実現しており、「まずロボット掃除機を使い始めたい」「自動ゴミ収集だけあれば十分」という方には素直におすすめできるモデルです。
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