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LG gram 16 2025レビュー|軽量16型の実力と韓国評価を解説
みなさん、こんにちは。スワローインキュベート代表の大野です。
LG gram 16 2025は、重さ約1.19kgで16型ディスプレイを実現した、軽量ノートPCの最高峰クラスの一台です。
「16インチなら2kgは覚悟しないと」と思っていた方には、一度スペックを見てほしい。韓国LGが誇るgramシリーズの2025年モデルは、MIL-SPEC規格(米軍調達基準)をクリアしながら、この軽さを実現しています。韓国テックメディアを日常的に読んでいる自分としても、今年のgramは韓国国内でかなり話題になっているモデルです。
今回は、公式スペック・韓国メディアのレポート・ユーザーコミュニティの声をもとに、gram 16 2025の実力を徹底的に分析していきます。
LG gram 16 2025の概要:なぜ「軽い16型」が価値を持つのか
持ち運びを重視してノートPCを選ぶとき、多くの人が13〜14インチに妥協します。理由は単純で、16型は重いから。ところが近年、在宅・外出を行き来するハイブリッドワークが当たり前になり、「画面は広く、でも持ち運べる」という相反するニーズが高まっています。
gramシリーズはまさにそこを直撃しているブランドです。2025年モデルでは、チップをIntel Core Ultra(シリーズ2)に刷新し、AI処理性能(NPU)を大幅に強化。従来比でNPU性能が3倍以上になったと言われており、Windows 11のCopilot+機能への対応も視野に入ります。
韓国ITメディア「IT동아(IT東亜)」や「디지털타임스(デジタルタイムズ)」でも、2025年gramは「업무용 경량 노트북의 기준(ビジネス向け軽量ノートPCの基準)」と評されており、特に40代以上のビジネスパーソン層に刺さっているという分析が出ています。
LG gram 16 2025のスペック詳細
主要スペック一覧
| 項目 | LG gram 16 2025 |
|---|---|
| ディスプレイ | 16インチ IPS(2560×1600 / WQXGA) |
| リフレッシュレート | 60Hz |
| CPU | Intel Core Ultra 7 258V(シリーズ2) |
| GPU | Intel Arc Graphics 140V(統合GPU) |
| NPU | 最大47 TOPS(AI処理) |
| RAM | 32GB LPDDR5X(オンボード) |
| ストレージ | 1TB NVMe SSD(PCIe 4.0) |
| バッテリー | 77Whr |
| 駆動時間(公称) | 最大22時間(LG公称) |
| 重量 | 約1.19kg |
| 充電 | USB-C(PD 65W対応) |
| インターフェース | Thunderbolt 4 × 2、USB-A × 2、HDMI 2.1、MicroSD、3.5mmジャック |
| OS | Windows 11 Home |
| カラー | ホワイト、ブラック |
| MIL規格 | MIL-STD-810H(9項目) |
エンジニア視点で読むスペックのポイント
Intel Core Ultra 258V(Lunar Lake)について
このチップは、Intelが2024年後半に投入した「Lunar Lake」アーキテクチャです。製造プロセスはTSMCのN3B(3nmクラス)を採用しており、前世代のMeteor Lakeから大幅に電力効率が向上しています。
特筆すべきはNPUの強化。Core Ultra シリーズ1では最大11 TOPSだったNPUが、シリーズ2では最大47 TOPSに跳ね上がりました。これはMicrosoftが定めるCopilot+ PC要件(40 TOPS以上)を超えており、AI機能をフル活用できる条件を満たしています。
統合GPU:Intel Arc 140Vについて
外部GPUを持たないgram 16ですが、統合GPUにIntel Arc 140Vが搭載されています。これはXeコアを8基搭載しており、軽いゲームや動画編集(4K書き出しなど)に対応できるレベルです。本格的な3DCGやゲームには向きませんが、Photoshop・Premiere Pro・Python機械学習の前処理あたりは十分にこなせます。
バッテリー容量と重量のトレードオフ
77Whrという大容量バッテリーを積みながら1.19kgに収めているのは、LGの筐体設計技術の賜物です。アルミ合金とマグネシウム合金を組み合わせた素材選定と、MIL規格をクリアする堅牢性設計が両立しています。公称22時間という駆動時間は実際の使用条件では多少下がりますが、韓国ユーザーコミュニティ「클리앙(Clien)」では「一日充電不要で使えた」という報告が複数上がっています。
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韓国メディア・ユーザーコミュニティの評価
韓国語の情報を直接当たって確認できたポイントをまとめます。
メディア評価:강점은 이동성(強みはモビリティ)
韓国テックメディアのレビューでは一貫して「이동성(移動性・モビリティ)」が評価軸の筆頭に挙がります。比較対象として出てくるのが、Samsung Galaxy Book5シリーズやASUS ZenBook、Apple MacBook Airです。
gramが勝ち筋を持っているのは「Windowsで最も軽い16型」というポジション。MacBook Airが15インチで1.51kgであることを考えると、gram 16の1.19kgというのはカテゴリを超えて見ても相当な軽さです。
なお、Samsung Galaxy Book5 ProとのWindowsノートPC比較については、Galaxy Book5 Proのレビュー記事も参考にしてください。AI機能の方向性が異なり、どちらが自分に向いているかの参考になります。
ユーザーコミュニティ(클리앙・뽐뿌)の声
韓国最大級のITコミュニティ「クリアン(클리앙)」と価格比較・口コミサイト「ポンプ(뽐뿌)」では以下のような声が見られます:
ポジティブな評価
– 「하루 종일 들고 다녀도 안 피곤하다(一日中持ち歩いても疲れない)」
– 「배터리가 진짜 미쳤다(バッテリーが本当にやばい)」
– 「화면 크기 대비 무게가 압도적(画面サイズに対して重量が圧倒적)」
気になる点・批判的な意見
– 「발열 관리가 아쉽다(熱管理がちょっと惜しい)」→ 高負荷時に底面が温かくなるという声
– 「60Hz는 좀 아쉬워(60Hzはちょっと残念)」→ 動画編集やゲームをする層からのコメント
– 「외부 GPU 없는 게 한계(外部GPUがないのが限界)」→ グラフィック重視ユーザーからの声
向いている人・向いていない人
こんな人におすすめ
- 移動が多いビジネスパーソン:出張・通勤で毎日持ち運ぶ人には、1.19kgの差が1年後に効いてきます
- 広い画面で資料作成・Excel・データ分析をしたい人:16インチWQXGAは解像度も高く、複数ウィンドウ並べての作業に最適
- バッテリー持ちを最優先にしたい人:公称22時間は業界トップクラス。カフェ・移動先でも充電を気にしにくい
- PythonやLightroom程度の処理をしたいエンジニア・クリエイター:外部GPU不要の用途なら十分な性能
こんな人には向かない
- ゲームや3DCGレンダリングをメインにしたい人:外部GPU非搭載のため、重いグラフィック処理は苦手
- 144Hz以上のリフレッシュレートにこだわる人:60Hz固定は動き物に弱い
- 最新AI機能(画像生成・ローカルLLM)をゴリゴリ使いたい人:NPUは強化されたが、本格的なAI開発はGPU必須
競合製品との簡易比較
| 製品 | 重量 | CPU | GPU | バッテリー | 価格帯(参考) |
|---|---|---|---|---|---|
| LG gram 16 2025 | 1.19kg | Core Ultra 7 258V | Arc 140V(統合) | 77Whr | 約22〜25万円 |
| Samsung Galaxy Book5 Pro 16 | 1.55kg | Core Ultra 7 258V | Arc 140V(統合) | 76Whr | 約22〜26万円 |
| Apple MacBook Air 15 M4 | 1.51kg | Apple M4 | Apple 10コアGPU | 66.5Whr | 約21〜25万円 |
| ASUS ZenBook S 16 | 1.5kg | Ryzen AI 9 365 | Radeon 890M(統合) | 78Whr | 約20〜24万円 |
gramの強みは「Windows 16型で最軽量クラス」という一点に尽きます。性能面ではほぼ横並びですが、1.19kgという数字は他社が簡単にマネできない領域です。
LG gram 16 2025の総評
軽さにこだわるビジネスパーソン・モバイルワーカーには、現時点でベストに近い選択肢です。
Intel Core Ultra シリーズ2(Lunar Lake / TSMCの3nmプロセス)への刷新で、CPU性能・電力効率・NPU性能が一気に底上げされました。「軽いだけじゃないか」と思われがちなgramですが、2025年モデルはパフォーマンスの底上げも確実に行われています。
一方で、60Hzディスプレイや外部GPU非搭載という制約は変わっていません。これらが気になる方は、用途を整理してから選ぶことをおすすめします。
韓国では「회사원의 필수템(会社員の必須アイテム)」として定着しつつあるgramシリーズ。2025年モデルはその完成度がさらに高まった一台と言えます。
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