通話品質おすすめワイヤレスイヤホンランキング2026【韓国勢が強い】

イヤホン

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みなさん、こんにちは。スワローインキュベート代表の大野寿和です。

2026年、通話品質で選ぶワイヤレスイヤホンのおすすめ第1位は「Galaxy Buds4 Pro」です。

最近、リモートワークや移動中の通話が当たり前になって、「音楽は普通に聴けるけど、通話になると相手に声が聞こえにくい」という経験をしている方も多いんじゃないでしょうか。実はそこに韓国メーカーが本気で取り組んでいまして、特に2026年のGalaxy Buds4 Proは通話音声処理の技術的な中身がかなり面白いです。

ぼく自身、韓国語で書かれたSamsung Newsroomの技術記事を直接読んで「これはちゃんと解説する価値があるな」と思いました。今回はエンジニア目線で技術的な背景も掘り下げながら、韓国メーカー製ワイヤレスイヤホンの通話品質ランキングをお届けします。


通話品質を決める技術的な要素とは

ランキングの前に、少しだけ技術的な話をさせてください。

ワイヤレスイヤホンの通話品質を左右する要素は、大きく3つあります。

  1. マイクの数と配置 — 複数のマイクで音声をピックアップし、方向・位相差を利用してノイズと声を分離する
  2. 音声処理アルゴリズム(DSP/AI) — 収音した音声をいかにクリアにするか。DNNを使ったモデルベースの手法が2025〜2026年で急速に進化している
  3. コーデック・帯域幅 — Bluetoothの通話コーデックは音楽コーデックとは別で、帯域が狭いほど通話音質は落ちる。スーパーワイドバンド(SWB、最大16kHz)対応かどうかが大きな差になる

特に最近のトレンドは骨伝導系センサーの追加です。口周りの振動を拾うことで、周囲の騒音と声を物理レベルで分離するアプローチですね。Samsungがこれを本格的にイヤホンに組み込んできたことは、エンジニアとしてかなり注目しています。


通話品質おすすめランキング2026【韓国メーカー製】

第1位:Samsung Galaxy Buds4 Pro

通話品質の完成度という点で、2026年現在の韓国製ワイヤレスイヤホンの中で頭一つ抜けた存在です。

Samsung Newsroomが2026年6月25日に公開した技術記事(韓国語原文を確認済み)によると、Galaxy Buds4 Proの通話音声処理は単純なマイクアレイではなく、センサーフュージョンの思想で設計されています。

具体的には、

  • 外向きマイク×2 + 内向きマイク×1の計3マイク
  • VPU(Voice Pickup Unit):骨伝導ベースの振動センサー

この4つのセンサーを組み合わせて、「口から空気を伝わる音声」「体内を伝わる音声」「発話時の頭部振動」という3種類の異なる物理現象を同時取得し、AI処理で統合します。

ノイズ低減AIには脳の神経構造から着想を得たDNN(深層ニューラルネットワーク)を採用。オンデバイス動作に最適化されており、AIモデルサイズを従来比約30%まで圧縮しながら、演算負荷も約10%削減しているそうです。小型筐体に収まるサイズで高性能な推論処理をリアルタイムで回すというのは、組み込み系エンジニアとしてなかなか感心するポイントです。

その結果、前モデル比で16倍多い音声ディテールの捕捉が可能になり、高音域・子音・語尾の細かい発音まで拾えるようになったとのこと。さらにGalaxy端末との組み合わせではスーパーワイドバンド(SWB)通話に対応し、最大16kHzの帯域をカバーします。これはナローバンド(最大4kHz)と比べると、声の自然さが格段に違います。

検証も手を抜いていなくて、大型風洞装置を使ったラボテストに加え、カフェ・百貨店・駅・車内といった実際の騒音環境での現場テストを繰り返しているとのこと。「スペック上の数値」だけでなく「現実の使用シーン」での品質担保にコミットしているのは好印象です。

Galaxy Buds4 Pro スペック概要

項目 スペック
ドライバー構成 2way(ウーファー+ツイーター)
マイク構成 3マイク+VPU(骨伝導振動センサー)
ノイズキャンセリング AI DNN搭載 アクティブNC
通話コーデック SWB(最大16kHz)※Galaxy端末接続時
Bluetooth規格 Bluetooth 5.4
イヤーチップ 密閉型(カナル)
連続再生時間 約6時間(ANC ON)
ケース込み 約30時間
防水規格 IPX7

第2位:LG TONE Free T90S / FP9

「クリーンさ」という観点での通話品質ではLGも相当なレベルに達しています。

LGのTONE Freeシリーズは、韓国市場でGalaxy Budsの対抗軸として長く磨かれてきた製品です。特に上位モデルにはMeridianオーディオチューニングが入っており、音楽再生だけでなく音声の質感にもその哲学が反映されています。

通話に関しては、デュアルマイク+ビームフォーミング処理を採用。周囲の騒音をマイク間の位相差から判別して除去する方式で、特に方向性のある定常ノイズ(電車の走行音など)の除去が得意です。

また、LGのケースにはUVナノ除菌機能が搭載されており、イヤーチップを毎日清潔に保てる点も通話ユーザーには地味に嬉しいポイントです(口元に密着するものなので)。

韓国市場でのユーザー評価を読んでいると、「長時間の通話でも疲れにくい」という声が多く、人間工学的なフィット感の設計も評価されています。

LG TONE Freeについてはこちらの記事でも詳しく解説しています → LG TONE Free レビュー2024|韓国発ワイヤレスイヤホンの実力を徹底解説

LG TONE Free T90S スペック概要

項目 スペック
ドライバー ダイナミック型
マイク構成 デュアルマイク+ビームフォーミング
ノイズキャンセリング ANC(アダプティブ)
通話帯域 ワイドバンド(最大8kHz)
Bluetooth規格 Bluetooth 5.3
イヤーチップ カナル型
連続再生時間 約8時間(ANC OFF)
ケース込み 約36時間
防水規格 IPX4(本体)、IPX4(ケース)
ケース機能 UVナノ除菌

第3位:Samsung Galaxy Buds3 Pro

前世代とはいえ、通話処理の完成度は高く、価格が落ち着いてきた今は非常にコストパフォーマンスが高い選択肢です。

Galaxy Buds3 Proは2024年リリースのモデルで、Buds4 Proが登場した今となっては「一世代前」になりますが、通話品質に限って言えばまだまだ現役で戦えるスペックを持っています。

トリプルマイク構成+AI音声処理を搭載しており、ノイキャンと通話ノイズ低減を両立しています。ANCのフィードフォワード/フィードバック制御に加えて、Galaxyスマートフォンとの組み合わせでのワイドバンド通話にも対応しています。

オープンイヤー型(インナーイヤー)の構造でカナル型ほど耳への密閉感がないにも関わらず、通話での声のピックアップ精度が高い点は、韓国のテックレビューコミュニティでも評価されていました。

Galaxy Buds3 Proの詳しいレビューはこちら → Galaxy Buds3 Pro レビュー|ノイズキャンセリング性能と韓国での評価を徹底解説

Galaxy Buds3 Pro スペック概要

項目 スペック
ドライバー構成 2way
マイク構成 トリプルマイク+AI処理
ノイズキャンセリング ANC(アダプティブ)
通話帯域 ワイドバンド(最大8kHz)
Bluetooth規格 Bluetooth 5.3
イヤーチップ オープン型(インナーイヤー)
連続再生時間 約6時間(ANC ON)
ケース込み 約30時間
防水規格 IPX7

第4位:Samsung Galaxy Buds4(スタンダード)

エントリー〜ミドルレンジの中では、通話品質のバランスが最もとれた選択肢です。

Buds4 Proのような骨伝導VPUは非搭載ですが、デュアルマイク構成+ノイズ低減アルゴリズムは十分な実力を持っています。Galaxy端末との組み合わせでのワイドバンド通話もサポートしており、「普段使いの通話でストレスを感じない」という用途には十分対応できます。

ファッション性のあるデザインや軽量さも評価されており、韓国国内でも「最初の一本」として多く購入されているモデルです。価格帯が落ち着いているため、コストパフォーマンス重視の方にはまず見てほしい一台です。


第5位:Samsung Galaxy Buds3(スタンダード)

今から購入するなら価格優先で選べる旧世代の安定モデル。

Galaxy Buds3はオープン型(インナーイヤー型)の構造で装着感が軽く、長時間つけていても耳が疲れにくいのが特徴です。通話品質としてはBuds3 Proに比べると一段下がりますが、静かな室内や比較的穏やかな環境での通話なら十分なクオリティです。

Buds4世代が出たことで市場価格が下がってきており、「通話よりも音楽メインで、たまに通話もしたい」という使い方なら選択肢に入るモデルです。


ランキングまとめ比較表

順位 製品名 マイク構成 通話帯域 骨伝導センサー 価格帯(目安)
1位 Galaxy Buds4 Pro 3マイク+VPU SWB(最大16kHz) ✅ 高め
2位 LG TONE Free T90S デュアルマイク WB(最大8kHz) ❌ 中〜高
3位 Galaxy Buds3 Pro トリプルマイク WB(最大8kHz) ❌ 中(値下がり中)
4位 Galaxy Buds4 デュアルマイク WB(最大8kHz) ❌ 中
5位 Galaxy Buds3 デュアルマイク NB〜WB ❌ 低〜中

用途別おすすめの選び方

こんな用途に おすすめモデル
騒がしい場所での通話が多い(外出・駅・カフェ) Galaxy Buds4 Pro(VPU+AI DNNで圧倒的)
長時間つけていても耳が疲れにくい LG TONE Free T90S
コスパ重視でGalaxyとの連携を活かしたい Galaxy Buds3 Pro(値下がり中)
とにかく予算を抑えたい Galaxy Buds4(スタンダード)

まとめ

2026年現在、ワイヤレスイヤホンの通話品質はかつてとは比較にならないレベルまで進化しています。その中でも韓国メーカー、特にSamsungとLGの上位モデルは技術的な取り組みが非常に本格的です。

結論としてはGalaxy Buds4 Proが通話品質の面で現時点の最適解です。 骨伝導センサーとAI DNNの組み合わせ、SWB対応という技術的な積み上げは、他モデルと明確な差があります。ただし価格が気になる方には、一世代前のGalaxy Buds3 Proが値頃感のある現実的な選択肢になります。

LG TONE Freeは独自の路線(Meridianチューニング+UVナノ除菌)があり、Galaxyエコシステムから外れたい方や音楽と通話を高バランスで両立したい方にはしっかりおすすめできます。

使い方と予算に合わせて、ぜひベストな一台を選んでみてください。



参考情報

本記事は以下の情報を参考に執筆しました。

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東京外国語大学 朝鮮語専攻卒。韓国語歴26年、ダナワ・퀘이사존・인벤など韓国テックメディアを日常的に読んで一次情報を収集。株式会社スワローインキュベート代表。AIエンジニアとして顔認証・なりすまし判定システムをC++/Pythonで開発。趣味は自作PCで、複数台を一から組み上げた経験を持ち、社内稼働中のデスクトップはすべて自作。Samsung・LG・Galaxyなど韓国テック製品を、現地の声・エンジニアの目線・自作PCユーザーの実感で深掘りします。

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