SmartThings Hub vs Station 比較2026|韓国現地価格・買い方を解説

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SmartThings Hub vs Station 比較2026|韓国現地価格・買い方を解説

みなさん、こんにちは。株式会社スワローインキュベート代表の大野寿和です。

結論から言うと、2026年現在の日本在住ユーザーにとってベストな選択は「SmartThings Station」です。 Hubとしての基本機能を備えながら、ワイヤレス充電パッドとしても使えるコンパクト設計が魅力で、韓国テックコミュニティでも「性能と実用性のバランスが一番良い」と評価されています。

ただし、Zigbee機器を多数抱えているヘビーユーザーや、自宅の複数フロアにスマートデバイスを展開しているケースでは、従来型のSmartThings Hub(v3)のほうが安定性・拡張性で優れている場面もあります。

この記事では、韓国語のテックメディア・コミュニティ情報を直接読み込みながら、HubとStationをエンジニア視点でスペック・プロトコル対応・購入方法まで詳しく解説します。


SmartThings HubとStationはそもそも何が違うのか

SmartThings Hubとは

SmartThings Hub(現行v3 / ETH-US-V3系)は、Samsungが提供するスマートホームの「ゲートウェイ専用機」です。Zigbee、Z-Wave、Bluetooth、Wi-Fiといった複数のスマートホームプロトコルを束ねて、スマートフォンやクラウド経由で一元管理する役割を担います。

エンジニア的に言えば、ハブ(Hub)はプロトコル変換とローカルルーティングに特化したシングルパーパスデバイスです。充電機能などの付加機能は一切なく、とにかく「スマートホーム機器をつなぐこと」に振り切っています。

SmartThings Stationとは

2023年にSamsungが発表したSmartThings Stationは、従来のHub機能を内包しつつ、Qi対応ワイヤレス充電パッド(最大15W)としても使えるハイブリッドデバイスです。韓国ではSamsung公式オンラインストア(삼성닷컴)や主要家電量販店で発売され、日本でもAmazon経由で入手可能になっています。

韓国テックコミュニティ「루리웹(Ruliweb)」や「클리앙(Clien)」のスマート홈 板でも「스마트싱스 스테이션은 실용적이다(SmartThings Stationは実用的だ)」という意見が多数投稿されており、特に一人暮らしや1LDK〜2LDK規模の住居で高評価を得ています。


スペック比較表:Hub v3 vs Station

項目 SmartThings Hub v3 SmartThings Station
発売年 2018年 2023年
対応プロトコル Zigbee / Z-Wave / Wi-Fi / BLE Zigbee / Wi-Fi / BLE / Thread / Matter
Z-Wave対応 ✅ あり ❌ なし
Thread / Matter対応 ❌ なし ✅ あり
有線LAN(Ethernet) ✅ あり ❌ なし(Wi-Fiのみ)
ワイヤレス充電 ❌ なし ✅ Qi 最大15W
ローカル処理 部分的 部分的
電源方式 ACアダプター(USB-C) ACアダプター(固定ケーブル)
本体サイズ 約 100×100×28mm 約 105mm径(円形)
韓国現地価格(参考) 生産終了・中古流通のみ 約49,000〜59,000ウォン
Amazon日本価格(参考) 中古・並行輸入のみ 約5,000〜7,000円

注目ポイント:プロトコル対応の世代差

エンジニア目線で一番重要な違いはThreadとMatterへの対応です。

  • ThreadはIPv6ベースのメッシュネットワークプロトコルで、中継器なしに機器同士が通信できる特性を持ちます。遅延が少なく、Zigbeeよりも現代的な設計です。
  • Matterはスマートホーム業界の標準化プロジェクト(Apple・Google・Amazon・Samsungが共同策定)で、異なるエコシステム間の互換性を実現する規格です。

Hub v3はこれらに非対応ですが、Stationは両方に対応しています。2026年以降のスマートホーム拡張を見据えると、Stationの将来性は明らかに高いといえます。

一方でHub v3が勝る点はZ-Waveと有線Ethernet対応です。Z-Waveは2.4GHz帯の干渉を受けにくい920MHz帯(日本市場向け)で動作するため、電波環境が悪い環境や壁・建具が多い住居では安定した通信が期待できます。また有線LANはWi-Fiより低遅延・安定であり、ネットワーク品質にこだわるユーザーには重要です。


ユーザー別おすすめ診断

Stationをおすすめするケース

  • Matter/Thread対応の新しいスマートデバイスを中心に使いたい(Philips Hueの新機種、Apple HomePod mini連携など)
  • 住居が1LDK〜3LDK程度で、デバイス数が20台未満
  • Samsungのスマートフォン(Galaxy)をメインで使っている(スマートフォンをかざすだけでStation経由の操作が可能)
  • デスク上やリビングにコンパクトに置きたい
  • コスパ重視で、5,000〜7,000円の価格帯に収めたい

Hub v3をおすすめするケース

  • 既存のZigbeeやZ-Waveデバイスを多数所持しており、これらを継続して使いたい
  • 住居が広く、複数フロアにデバイスが分散している(有線LANで安定した基幹ネットワーク接続が必要)
  • 電波環境が悪い(鉄筋コンクリートの厚い壁など)住居でZ-Waveの安定性を求める
  • すでにHub v3を所持しており、Stationへの移行コストをかけたくない

韓国での販売状況と購入方法

韓国現地の販売状況

韓国ではSmartThings Stationは삼성닷컴(Samsung公式)や롯데하이마트(ロッテハイマート)、전자랜드(電子ランド)などの大手家電量販店で購入できます。

韓国テックメディア「아이티동아(IT Donga)」や「테크42(Tech42)」の情報によると、Stationは2023年のMWC(モバイルワールドコングレス)での発表後、韓国国内では比較的早期に流通が始まりました。価格は49,000〜59,000ウォン(2024年末〜2026年初頭の参考値)が中心で、Samsungのセール時期(블랙프라이데이やサムスンデーなど)には割引が入ることもあります。

一方、Hub v3は現在韓国でも公式には生産終了となっており、ネイバー쇼핑(Naver Shopping)や쿠팡(Coupang)でのサードパーティ出品・中古流通のみとなっています。

日本在住ユーザーの購入方法

SmartThings Stationは日本のAmazonで購入するのが最も簡単です。 並行輸入品や正規輸入品が複数出品されており、価格は5,000〜7,000円程度が相場です(時期・出品者によって変動あり)。

韓国直送で購入したい場合は以下のルートがあります:

  1. 쿠팡(Coupang) + 海外転送サービス(예컨대「Tenso」や「Buyee」経由)
  2. 삼성닷컴 でカートに入れ、転送業者の韓国住所に送付
  3. Qoo10・Gmarket Japan(韓国系越境ECサイト)で検索

ただし転送サービスは送料・手数料が加算されるため、日本Amazonの価格と比較した上で判断することをおすすめします。電源仕様は韓国向け(220V)と日本向け(100V)で異なる場合があり、変圧器の要否も確認が必要です。


SmartThings エコシステムとの連携:2026年時点での実力

SmartThings HubおよびStationは単体デバイスとしてではなく、Samsung SmartThingsアプリと組み合わせたエコシステム全体として評価する必要があります。

2026年時点でのSmartThings エコシステムの対応範囲は非常に広く、Galaxy スマートフォン・Galaxy Watch・Samsung TV(Tizen OS)・Samsung 家電(BESPOKE等)はもちろん、Matter標準対応のサードパーティ製品(Philips Hue、IKEA Dirigera、Aqara等)とも連携が可能です。

Samsung SmartThingsスマートホーム 使い方 2026年完全ガイドでも詳しく解説していますが、SmartThingsのルーティン(자동화)機能を使えば「朝7時にエアコンをオンにして、玄関センサーが反応したら照明を点灯する」といった複雑な自動化もノーコードで設定できます。

また、Bixby音声アシスタントとの連携についてはSmartThings × Bixby 音声連携の使い方【2026年最新ガイド】にまとめていますので、Galaxy端末ユーザーはあわせてご参照ください。


技術解説:HubデバイスにおけるローカルvsクラウドProcessing

スマートホームハブにおいてよく議論になるのが「ローカル処理(Local Processing)」と「クラウド処理(Cloud Processing)」の比率です。

ローカル処理はインターネット接続なしでもハブ単体でデバイスの制御やルーティンが動く仕組みで、応答速度が速く、クラウド障害の影響を受けないメリットがあります。

クラウド処理はサーバー経由で命令を送る方式で、遠隔操作や複雑な連携が可能になる一方、サーバー障害・ネットワーク遅延の影響を受けます。

SmartThings Hub v3およびStationはいずれも部分的なローカル処理に対応していますが、対応しているデバイスタイプ・ルーティンの種類には制限があります。完全なローカル処理を求めるユーザーにはHome AssistantなどのオープンソースHAシステムが適していますが、SmartThingsのユーザーフレンドリーなUI・Samsung家電との深い統合を考えると、SmartThingsで十分という判断をするユーザーが韓国でも多数派です。


まとめ:どちらを買うべきか

ケース おすすめ
これからスマートホームを始める SmartThings Station
Matter/Thread対応デバイスに投資したい SmartThings Station
Z-Waveデバイスを多数所持している SmartThings Hub v3(中古・並行輸入)
有線LANで安定接続したい SmartThings Hub v3(中古・並行輸入)
コスト優先で手軽に始めたい SmartThings Station

2026年現在、新規購入者にはSmartThings Stationを強くおすすめします。 Matter/Thread対応による将来拡張性、ワイヤレス充電の実用性、5,000〜7,000円という手頃な価格帯が三拍子そろっています。

Hub v3は現在公式販売が終了しており入手性が低下しているため、既存ユーザー以外が積極的に選ぶ理由は少なくなっています。Z-Waveデバイスを多数保有していてどうしても必要というケースを除き、Stationへの移行を検討することをおすすめします。

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東京外国語大学 朝鮮語専攻卒。韓国語歴26年、ダナワ・퀘이사존・인벤など韓国テックメディアを日常的に読んで一次情報を収集。株式会社スワローインキュベート代表。AIエンジニアとして顔認証・なりすまし判定システムをC++/Pythonで開発。趣味は自作PCで、複数台を一から組み上げた経験を持ち、社内稼働中のデスクトップはすべて自作。Samsung・LG・Galaxyなど韓国テック製品を、現地の声・エンジニアの目線・自作PCユーザーの実感で深掘りします。

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